膀胱炎

膀胱炎ってどんな病気?

細菌の感染等により「膀胱」の粘膜に炎症が起こる病気です。
通常、膀胱は200~400mlの尿を溜めると尿意を催します。排尿することで、尿道や膀胱に存在する菌を洗い流します。もともと膀胱粘膜には細菌に対する防御力が備わっているため、通常であれば膀胱に細菌が入ってもすぐ膀胱炎になることはありません。しかし、トイレを長時間我慢したり、体を冷やしたりすると、膀胱内の血流量が減って防御機能が弱まり、細菌に感染して膀胱炎を引き起こしてしまいます。また、ストレスも免疫力を下げて膀胱炎を発症する原因の一つとなります。
一度発症すると繰り返すことの多い病気です。病院にかかってしっかり治療と予防に取り組みましょう。

症状チェック

  • ・トイレに行ったのにすぐに行きたくなる。
  • ・トイレの回数が多い(1日10回以上)が、一回に出る尿の量は少ない。
  • ・残尿感がある。
  • ・排尿後に痛みがある。
  • ・下腹部に違和感がある。
  • ・尿が白っぽく濁っている。
  • ・尿に血が混じっている。

検査方法

尿検査を行ないます。白血球が増えていれば膀胱炎と診断します。

治療方法

標準的には、2度のご来院で治療が終わります。
1度目の来院時に検査を行ない、抗生物質を3~5日間内服していただきます。
2度目の来院時に再度検査を行ない、治癒を確認します。
抗生物質の効果が悪かった場合、別のお薬への変更を行ない、治療を続けます。

予防方法

膀胱炎の原因は主に細菌が膀胱に入り込んで感染し、炎症を起こすことですので、①体の抵抗力(免疫力)を保つ、②膀胱内で菌を増殖させない、③膀胱内に菌を入れないことを心がければ予防に繋がります。
一度かかると繰り返しやすい病気なので、日常生活に気を配って予防を心がけましょう。

① 体の抵抗力(免疫力)を保つ
  • ・体を温める。
    体が冷えていると、免疫機能が下がり、菌に感染しても跳ね返せない状態になります。
  • ・バランスの取れた食事を心がける。
  • ・ストレスを溜め込まない。
    過度のストレスは免疫力を下げてしまいます。適度に発散して溜め込まないようにしましょう。
② 膀胱内で菌を増殖させない
  • ・トイレを我慢しすぎない。
    お腹がパンパンになるまで我慢していると膀胱の血流が悪くなり、菌が増えやすい状態をつくります。
  • ・水分を多めに取り、いつもより多くトイレに行く。
    膀胱内の菌を水分と一緒に排出しましょう。
③ 膀胱内に菌を入れない
  • ・陰部の清潔を保つ。
    排尿・排便後は前から後ろに向けて拭きましょう。ウォシュレットも効果的ですが神経質になりすぎずに使用してください。
  • ・性交渉後はトイレへ。
    性交渉は細菌が尿道に浸入しやすい状況をつくりますが、万一菌が侵入しても、排尿により菌を排出できます。
    軽くシャワーで洗い流すのも効果的です。
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